中東暮らし女子大生の雑記

アラブ首長国連邦のドバイで暮らす女子大生の雑記ブログです

ドバイについて日本人の多くが勘違いしていること

 

みなさんこんにちは!

突然ですが、読者の皆さんはドバイについてどのようなイメージを持っていますか?

 

筆者は自分自身のドバイ行きが決定するまで、ドバイという国が存在すると思い込んでいたほど、UAEやドバイに対して数多くの誤ったイメージを抱いていました。

今回の記事ではドバイについて日本人の多くが勘違いしていることを取り上げてみようと思います。

 

ドバイに行けば石油王と結婚できる?

ほとんどすべての人はドバイに来ても石油王とは結婚できません。

日本にいるときと比較すればその確率が0.0001%高まるくらいだと思います。

理由は以下の通りです。

  • そもそもドバイに石油王がいない
  • 石油王がドバイにいたとしても出会うチャンスがない

オイルマネーではなく、観光や貿易を資源として発展した首長国であるドバイには、そもそも石油王が住んでいません。

また、エミラティと呼ばれる現地人(石油王と聞いて真っ先にイメージするような白い装束を着てラクダに乗っていそうな人たちです)が人口の1割しかいないドバイでは、そもそも知り合う人のほとんどが外国人の移民です。

隣の首長国であるアブダビ、そして他の中東諸国には、石油で潤っているところもあるので、どうしても石油王と結婚したい方はドバイではなくそうした地域に行くことをおすすめします。

 

ドバイは物価が高すぎる?

そんなことはありません。

確かに外食などは日本と比較すると高くつくことが多いですが、スーパーで食材を調達して自炊をすれば食費はちゃんと節約できます。

交通費や携帯電話の通信費などは日本よりも安いため、工夫次第では日本にいるときよりも支出を抑えながら生活することが可能です。

 

生活にかかるおおよその経費は以下の通りです。※1AED=30円として計算

  • 500mLのミネラルウォーター1本:1AED(およそ30円)
  • バナナ5本:5AED(およそ150円)
  • 牛乳1L:7AED(およそ210円)
  • 卵6個パック:6AED(およそ180円)
  • スマホ通信費(月8GB):125AED(およそ3750円)
  • タクシー初乗り:12AED(およそ360円)
  • マクドナルドのビッグマックセット:28AED(およそ840円)
  • レストランでお酒を注文した場合(1杯):40AED~(およそ1200円~)

 

ドバイはお金持ちが集まるキラキラした場所?

ドバイのイメージは?と質問されたとき、煌びやかな摩天楼、世界中から集まったセレブな人々をイメージする方も多いと思います。

しかし、実際には全くそんなことはありません。

先ほども述べたように、もともと現地に住んでいたアラブ人(エミラティと呼ばれます)が人口の1割しかいいないドバイは、人口の残りの9割を外国人が占めます。

そして、そのうちの6割近くがインドやパキスタンからの出稼ぎ労働者なのです。

※詳細は今後の記事で取り上げるつもりですが、彼らのおかげでドバイにはインドやパキスタンの文化が強く根付いています。(ヒンディー語がいたるところで聞こえてきたり、街並みがほぼインド!な通りがあったり、インド系の料理店があちこちにあったり…)

 

中東だから治安が悪い?

半年ほどドバイに住んでいて治安が悪いと感じたことはほとんどありません。

むしろ、ドバイ自体が夜行性な街(日付を超えても小さい子連れの家族が普通に出歩いていたり、ショッピングモールが2時まで開いているのが普通だったり)ということも影響してか、東京に住んでいたときより深夜に出かける回数が増えました。

必要最低限の防犯対策さえしておけば、女性の深夜の一人歩きも問題ありません。

パスポート、大量のカードと現金が入った財布を落とした友人を何人か見てきましたが、中身が盗られることもなく無事に返ってきていました。

最低限気を付けた上でなら、日本にいるよりも安全に過ごせるのではないかと思います。

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!

次回の更新もお楽しみに!